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販売価格：: ￥5525税込
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商品の詳細

紐鏡中の心［飛毛鏡］\r【判型】中本2巻2冊。縦179粍。\r【作者】太田豊年（トヨトシ）作・跋。\r【年代等】文政10年11月自跋。嘉永元年3月、鈴木重胤序・刊。［江戸］須原屋佐助（金花堂）板。\r【備考】分類「語学」。巻末広告に「此書は、是まで手にをはの本あまたあれ共、此『中の心』は、本居大人の『紐かゞみ』の師伝なくては入立がたきを、重たね先生の歌学初心の為にときあかし、且、『詞の玉の緒』の内専要をも書加へ証歌をも入たれば、歌学なすべき人々、必見るべき書也」とある。著者は、歌人。幼少時より学を好み、博覧強記であった。はじめ徳島藩医の小原春造に、のちに京都へ出て、小野蘭山に本草学を学び、歌人の大江広海に国典を学んだ。寛政のころ、本居宣長・大平の門に学んで歌道に精通し、徳島藩10代藩主・蜂須賀重喜の末子・喜瑞、12代藩主斉昌の弟・昭順に和歌を教えた。享和元年夏、小原春造の薬草採取に随行して『茂山日記』を著わしたほか、『紐鏡中の心』（文政10年刊行）などの著書がある。永井精古とともに、阿波復古派国学の先達者と言われ、また歌道でも、従前の有賀長伯系の阿波歌道に、大江・本居派を導入した点が注目される。門人に小出清音らがいる（國學院大学・国学関連人物データベース）。 ★原装・題簽欠・状態良好。【参考価格：日本の古本屋で、1万5750円】。

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